ひばり@中長期投資

すべての情報はホラです。このブログを参考に投資は絶対にしないでください。

オーウイル 2021 株主総会

 
政策保有株について
 
社長に聞きたい。
御社、信頼を得るを第一という社是、資本効率を高める方針、いずれも開示ににじみ出ておりすばらしいが CG報告書も企業規模からしたら充実している
ただ
自己資本33億に対して、6億円の投資有価証券。買い増しはしてないと思うが、簿価増えてきている。
20%の価格変動が発生すると1億円以上の損益が発生しリスクも高い。
CGの改訂の件もあり、売却すべきと思いますがどう考えていますか。
 
 
社長→青柳取締役
1銘柄売却した
残8銘柄ある
一番大きいのは伊藤園
簿価が低い
4億円含み益 大きな取引先 
縮減は取締役会で年一回議論している
伊藤園は売れないよ、って感じに聞こえました)
 
 
 
 
 
東証1部を目指して行こうとしていたように思います。もう過ぎたことですが。なんでだったんでしょうか?
 
社長
目指すという開示した事実はない。
だが、ふさわしい企業になるよう今もやっている、これを念頭に動いている
 
飛躍を目指している、社会的認知、採用、メリットがあったように思う
 
(別の方)
シーリングファン事業について質問、立ち位置と販売計画どうなってますか。
 
 
3年経った。倉庫、Eコマース 市場規模は倍々ゲームで増えている
競合 昔からある2社 中国で数社 ある
 
自社集計で シェアナンバーワン 利益率も高い事業
 
営業マン経験者増員しているところ 企業設立した 工事もできるので一気通貫でやっていく。
 
総会を終えて
 
売上の8割は伊藤園サントリーなどの大手。利益率が商社のため低いが資産の回転は卸売り業トップクラスのようで優秀に見える。
社長も40台で若い、取締役も女性あり、従業員さんも女性が多い。
CG報告書も割と細かく記載しているような・・・。
利益水準が一桁多ければもう少し買われているだろう。
この企業の純利益は3から4億円程度、時価総額は30億ほどなのである
小型株のディスカウントがあるのだと思う。
 
 
 
 

ニットー 株主総会 2021

 
 
銀行借入れ。過去10年辺りから見るとすこしづづ増えているように思える
なぜ借りるのか言っているわけではないのですが、どういう方針でやっていますか。個人的には政府がコーポレート・ガバナンスについて言っていますが、8%を目指すには資金効率の面からも必要と思われますけれど
 
設備投資のタイミングでやっている
内部留保ばっかりはだめなのは認識はしている
金利も安いから
対取引先への信用が第一であることを念頭に置いている
 
 
 
 
(別の株主の方)
開示資料最低限しかない、名証IRのときのものを決算後にどうして出さないの?
 
もうちょっと出してもいいかも
多く出すと、お客さま取引先、影響でる
慎重な対応をしたい
 
 
 
 
何度か聞かれているとは思うが、今一度聞きたい。スタンダード、東証についてどう捉えていますか。外注比率半分、費用リスクもある、採用コスト。企業価値上げるべきでは
 
 
やるべきことは堅実な経営であること。
一株あたりの利益をふやしていくこと。
東証についてはいろいろ基準が見直されている、名証だってみなおされているので。(あまり理解できなかった。要は無視かな?笑)
 
総会を終えて
決算説明資料なし、決算説明会なし、中計なし。
有報を見る限り、経営者側は株主軽視というつもりはないのでしょうし、たしかに総会スライドにDOEの数値を出していた。
 
株価と会社の価値はまったくリンクしない別物と思っているのではないかな、と思いました。
 
東証を目指すことで、採用コスト、資金調達コスト、信用にプラスだと思いますが。色々面倒なことが嫌いなんでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 

日本フェンオール株主総会2021

2021/03/30
総会
 

3人位。過去最小の人数を経験した気が。

 

質問1
中計に資産圧縮とあるが、どういうイメージですか。
DOE3.5%、株主還元3年で12億と記載あるが、これでは純資産の減少はない予定に見えます。資産圧縮の予定はないとのことでしょうか?
 

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→投資についてはいろいろ考えている。買収、建て替え費用、かさむ。MAある。DOE3.5は推し進めたい。利益を出して還元したい。自己資本は企業規模については多めだと思う。自己資本は減らさないのが前提。プラスアルファの自己資本を積んでいく。自社株買いもやっていきたい。
 

 

質問2
中計SSPセグメントで他社提携10億、利益率も変わらない予定だがどういうイメージか?
 

 

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→以前は10億円ほどの利益が出ていた。今は6億くらいしかない。社員が増やせていない、採用がうまくいっていない。協力会社も手が枯渇している。MAを含めなければ10億の利益は出ないのではないか。
 
→工事会社のMAを考えているのかな。
 

 

 

質問3
政策保有株式の売却が進んでいるのはすばらしい。ただ、株式の持ち合いが残っている。やめたほうが良いのでは。
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管理取締役:現在取引なしついては資本コスト配当利益、社内基準に基づき処分している。取引あるものについては今後の課題。
 
社長:自己資本1割位が持ち合い株。どう考えるか。他社事例から考えれば平均値くらい。とはいえ真剣に考えていく。
 
 
 総会を終えて

利益率が低く資産を食い潰すPWBA事業がケガの功名で縮小され、資産効率が高まった当社。

政策保有株式や現金など資産圧縮方向にかじを切っていることに興味を持っていたわけですが、自己資本は減らさない発言に少し驚いた。間違いなくこれは発言していた。財務に疎いのであれば杞憂だけど、そのとおりの意味であるならば、営業CFは還元するイメージではなく投資に全振りしていくのだろう。まあ正しいかもしれないがあまり投資する場所も多くはないビジネスモデルと思われ、やりすぎるとのれん等の減損に悩み、PE等のカモにされ、現金に追われる経営となりそう。地道に足元の取引会社と接触し提携を成功させ

そうして市場の信頼を勝ち取りPBRを1以上に上昇させ、自己株式、増資で投資してほしいなあと思いました。

「DOE3.5程度 」とのことですが程度という言葉はやめたほうがいい。そんな程度ですか?となります。
 
 

アールエイジ2021年株主総会

 

 

質問は一人2個まで

 

質問1

 

 現状のままだと東証の再編によってスタンダード市場すら維持できないと思われるが。どう考えているか。

 

→検討段階。経営陣含め7割弱保有している状況で。流通株数を増やすことは選択肢の一つとしてはある。

 

質問2決算説明会にせっかく出ているなら書き起こしを公開すべき、費用もかからない

→検討




シナリオ?長期的展望は

→最近家賃が払えないと理由がぽつぽつ。

考え方としては企画力と価格を訴求していく。

 

従業員に減っている事について

→仲介事業を縮小しており従業員が不要になってきている

アプリを利用することによって業務の効率化をしている

 

感想

 

流動性を高めるのは形式的にやってもそんな簡単にはいかない

かなり壁にぶつかりそうな気はする

まあ、名証とか株主コミュニティとかありますから

最後は相対取引ですかね 

 

2020/09/26 エーワン精密 総会

 


・分割して、月間の売買流動性
分割前に比べ、売買金額が残念だが変わっていない。
広く株主を募った
株価を上げるつもりでやったわけではない。
本業が大事である


・IT化は
コレットチャック部門にクラウドを利用しようと導入準備中


以前の株主提案にもありましたが
役員、従業員に株をもってください
ROE3.9は取締役が否になる数値です


→以前ダルトンさんにも取締役報酬安いから譲渡制限株式を、と言われたことであるが、取締役会で議論した結果導入はしないとした
むしろ業務執行取締役は業務範囲を減らし、合わせて報酬も減らした。
本業に邁進

 

 


配当について、前回は配当性向30%、今回は75%。
純資産配当率で見ると、前回2.1%、今回2.9%。
ずーっと増配もきついのでは、DOEでコミットメントすべきでは


→数値のコミットメントはしてはいないが、有報にもDOE記載を取り入れた。

エヌシーエヌ 株主総会 2020

一人質問1こだけ
総会後の説明会は今年はなし

 


・非住宅大規模建設  の競合   東急建設 鹿島建設   と思われるが。sbiの動画では、競合なしとのコメントなぜ?

 


『ライバルではない、ゼネコンと協業できる』

 

 

 


新取締役   藤さん そのような経歴でどんな働きが?

 『財務戦略で入ってもらった』

 

 

 


戸建て 月次 良好だが? 

 


『各社 今期の4Qで売上影響出るだろうと思う。ピンチをチャンスに変えていく 苦しい会社もあるだろう、救っていく』

 

 


上場後、還元性すばらしいが、ネットキャッシュが多すぎる、余剰資金がどのくらいかわからない、昨今の固定費確保の問題もある、取締役会でDOEの議論をしたことがあるか?

 


『議論したことはない

株主の皆様に会社の味方になってほしい、長く持ってほしい、そう
いう思いでの上場をしている


配当額自体を安定的に増やしたい。』

 

終了

 

 

 


参加してみての感想、この会社の印象


『仕組みを大切にする会社』
土曜日総会、社外が無印良品の松井会長

部材の仕入れを除いたとすると、営業利益率は10%超える会社


まあ、いろいろ気になる所は多い

 


株主に向き合ったそういう意味ではよい社長。社長交代したら、大丈夫なのかな?社風ではないかもしれないし。

 


成長のための投資はどのようなものを見せてくれるのだろう。投資家はお金の使い方を

 

“”投資した結果と同じくらい“”

とても気にしている。


無印良品の家が関係会社。
ここのブランド力はすばらしい。モデルケースを絞って建築費を高騰させないようにしてるかも?シンプルっていいですね。

 

 


ROEに向き合うというよりは、長期に株主還元をしていくつもりのようだ。これは言い換えれば、大株主の持分減少のための自社株買いの確率は低い。機関投資家への株主チェンジがスムーズに行きにくいかなあ?


市場は、利益率の高い非住宅の受注が気になるところなんだろう


僕としては、この会社の無形資産がどのくらいなのかよく算定できていない


この家の資産価値が中古市場で付加価値として差別化されて認められるならば…

企業の本質的価値は、最低でも営業利益倍率で10倍以上はあってよいのではないかなあ、と思う。


生き残るためには、成長がいる。成長するには投資が必要。


投下資本のリターン予想を仮定でいいから、資料で見せてほしい。


注目されて、現在の企業価値ゼロ近辺の悲しい株価は脱出できるんじゃないかな。

 

僕に投資されないくらいになってください。

 

 

中野冷機 2020 株主総会

当方は適当な人間のため、正確な記事となっていないことを了承の上、読み進めてください。

 

 

このたび中野冷機の株主総会に行ってきました。

当社は現在、興味深い状況です。

 

ありがちな現金溜め込みバリュー企業であったのが、

 

 

 

 2018年2月に企業価値向上の開示

 

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2018年6月にアドバイザリーボードの設置

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2018年12月に中期経営計画開示

 

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 2019年3月にアドバイザリーボード終了、総括

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となっています。

取締役会がどんな状況であるかは、

アドバイザリー・ボードの総括受領のお知らせ

 

を読んで頂くと、理解が進みます。

 

読むとわかるのですが、経営と執行が分離されていないとか、ちょっと恥ずかしい指摘もあるのですが、まあこんなことはここの会社に限らず上場企業にたくさんあるんですよね。

 

笑うに笑えない日本人。

 

 

 

 

その後、

 

ファイナンス的意見を出す社外取締役野村證券出身)

 

現場に強そうな社外取締役(トーヨーサッシ→ビバホーム立ち上げ者)

 

が就任され、1年経過しましたが、さらに今回総会後から光通信の常務取締役が社外取締役で就任されてます。

 

 

 

みんなで

 

よってたかって

 

馬龍ですよ

 

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総会の質問は、私を含め3人のみ

 

 

・東南アジアの戦略は?

需要増加が予測される東南アジアで 製造、施工の一貫の強みを用いる 確かな施工 過酷な東南アジアでも 日本で培ったノウハウを 展開していく 

 

・上海の合弁会社の状況は?

3/中下旬から動き出している 部材は5月下旬から手に入りそうだ

 

私からは、有意義な回答を得たいため、前日に質問予定をFAXしておきました。なので回答者は多少の準備はできたと思います。

 

以下

 

・豆成取締役に聞きたい。企業価値のどこの部分の向上がこの会社の競争力につながるのか?

まずの強みは製品開発力である。他社よりも一歩前進した製品開発力である。工場にも行った。生産管理は一定以上の力があると思う。
さらにIT化やその他の投資が必要である、さらに生産性を上げることができる。投資が必要だ。

 

・社長に聞きたい。5年後10年後の会社の、ありたい姿を抽象的でよいので教えて下さい。

 

(中計に記載されている?文言のようなものを読み上げていらっしゃいました)

 

 

・東南アジアの類似競合他社に勝つために何を強みにしていくのか?

 

過酷な気候でも たしかな施工管理能力がある
現地の日系企業とのつながり?
トラブルを未然に防げる力がある



以上です。

 

雑感

 

まさに

 

バリュー企業が

 

コーポレートガバナンス改革をやってみた”

 

状態なんですね。

 

どのくらいの能力の経営人材が当社に埋まっていて、どのような速度で変革するのか。

 

できるトップを外部から持ってくるのはかんたんですが、それでは企業の持続という意味では強い会社が出来上がらない気もします。

 

中計自体は人的投資も行う予定で、じっくり進んでいくのかもしれません。

 

決算説明資料に細かいKPIや、運転資本のコントロール(キャッシュを生み出す)に巧さがでてくれば、マーケットも反応していくかもしれませんね。

 

大株主の光通信は板薄にもかかわらず、30%も買い上げ、自社の常務まで乗り込んで来たわけですが、最悪、株を買い取らせるキャッシュを超える部分までは購入していないように思います。

 

はてさて、どうなることやら。