暴落が想定される場合、キャッシュポジションをとるかどうか。
自分は動かない方がいいと結論づけた。
例えば、去年末で1度売却し今年の1月、2月の最悪期に買い直していれば相当な利益を得れたとは思います。
その時、私が考えていたことは「売却した時の税金手数料分を考えると、売却時より8%安い価格で買い直した場合でトントンだな」ということ。
実際は下限で13%近くまで下げたので、最高の売買が出来れば当然大きな利益となったわけです。
しかし、問題は「そこで買えたか?」ということと「事前に8%以上も下げると確信出来るのか?」ということ
「8%以上下げた時に買い戻さなきゃ、このまま保有続けた場合よりマイナス」と思うと中々動けないんですよ・・
自分なりに考えた。
メリット
・日本の中小型株では、ブレが大きく、信用取引も多いため追証による投げ売りも想定され、30%の下落もよくある。30%とは自分にとっては3年分の利益獲得になる。(ただし、高成長銘柄だけのような)
・ファンドによっては、意味不明な投げ売りルールが存在している
・現金化すれば、その数字は表面上減ることがない。
・割安な監視銘柄へのスイッチがその場で可能になる
デメリット
・相場の情報収集が必要になる
・売買手数料を支払う
・売るタイミングだけではなく、買うタイミングをとる必要がある
・まずもって予想が当たるかどうかわからない。仮に当たったとしても、ピーター・リンチ曰く、「短期の価格形成は事実と逆をいく相場が非常に多い」とのこと
・キャッシュポジションをとるごとに利益が20%確実に毀損する。
・NISAの利用はできなくなる
・自分の投資スタイルは低PER、中成長、高配当株なので価格下落リスクが低い
・凄腕投資家は優待バリュー投資家を一定に評価をしている。理由は生き残っている人が多いから。原因は分からないが、動いていないからという分析が多い。
・短期的目標がないので、下落に耐えられる。
結論:私のスタイルと能力では、下落をただ呆然と眺めていればいいように思えた。相場を調べている時間があれば、もっと保有銘柄について統計や環境について調べたり、ロングセラー投資本を読むほうがいいように思えた・・・。
ただ、自分が気をつけたいのが2点、暴落後に・・・
1、安くなったからといって信用買をする→きちんとしたルール作りを自分でする
2、下落の原因と結果について知っておく。自分の銘柄に影響があるかどうかを考える→これ難しいな