いくつかのサイトでも紹介があるが、自分のためのメモとして記しておくことにした。
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いろいろな質問があった中で、気になったもの
全額還元の意図は?
そもそもゼネコンからの下請け、しかも独立系、危機感を持っている、よって企業価値を高めたい
昇格は?
東証一部はそんなに簡単でないのがわかりました
今回の減損何なの
絵画を10点(簿価1.6億)見積もりとったら、損してますたー
参加してみての感想
経営陣が脆弱。ボードメンバーに難あり。
逆によく中計策定できてここまできたな、という感想しかない・・・。
でもまだ株は売らないことにした。
追記:
オーナー取締役が親子で二名おり、社長は高齢、息子取締役は無言
質疑の回答はすべて銀行出身の副社長が答えてました。資本コスト等の理解もあり自分の言葉で回答し、前向きな姿勢ではあったのですがこの方が去ってしまうと以前の会社に戻ってしまうのではないかなと思われます。
経営陣の層の厚みが薄かった
私からは自己株の償却を断固してほしいと質問しましたが、使い道が云々と言っていました、それでは1年ごとの還元になってない、MAなどはPBR1を超えてから堂々と増資してくださいと申し上げました
(ここからは主観ですが)
長年投資しておられる株主の提案と、大株主兼オーナー取締役による危機感?が今回の中期経営計画の変化の源と推測
貸借対照表の推移を見てもわかるのですが、非事業用資産の不動産は減るどころか増えております 政策保有株は処分方向だが、非事業用資産を処分とは言っていないんですね 僕が思ってた方向の少し斜めを行っております
まだ会社全体を資産管理会社かわりに考えているのかもしれません
次期中計はまだ正直言って白紙とのことでした。
DOE配当についての議論があったので、配当方針が変更になるかもしれません。
総会後も対話の会が設けられており、会社は対話の意志があります。
参加者20人ほど。
こういうのってサクラが多いの?誰?
質問
現金性の高い資産よりも時価総額が低いことについて
→ (取締役)財務基盤を強化、現金が多いとは思わない。今後に備える
→17億円は持ち過ぎであり、10年前は8億円でも経営回っていたんだからおかしい。
また、数年前のような株主提案があるかもしれない、還元要求くるかもしれないよ?そんなんなったら大変だよ?価値は上げて。
質問
譲渡制限株式の付与はとても良い制度だと思うが、どういう経緯で導入したの
なぜ自社株買いでやらず、第三者割当を使ったのか、おかしいのではないか
→(取締役)優秀な役員、従業員の確保のため。損金算入できるから。
ストックオプションは株価状況からなじまない、株式給付型信託はコストが高く、損金算入ができない
質問
ウェブサイトにオートバックスFCグループ内で当社は客単価が3000円高いとの記述があるがその理由は
→よりよいものを買っていただくため、なるべく、店員がついて、もっと良い商品、さらについで買いを提案している。
(別の方)質問
女性の役員がいない、女性の顧客は増えているはず、視点は大事では。また正社員の離職率、定着率は?
→各数値開示してない、女性は接遇リーダーとして抜擢している、正社員は10%女性、管理職2名?
質問
定款に生命保険とコインランドリーができたが、どういうことか
→(社長)損保ではオートバックストップの契約率、この強みを生かして?これを生命保険としてもやる、準備している
(取締役)コインランドリーは北浦和店で設置した。夜間の空き駐車場の有効利用にもなる、本業のシナジーにもあう
終了
質問を終えて
譲渡制限株式はいい決断なんだから、6000万円の費用は新株発行なんぞせず、自社株買いで調達すべきだ。経営陣は損金算入できるからという言い分だが、株主の価値を破壊しており、株価がどういう状況か理解できていないのではないか。
(それとも、安いうちにやっておくといいのかなとでも思っているのだろうか?)
設備投資したいなら適正な資本構成にし、必要があれば自社株処分するなり堂々と新株発行するべき。そのための上場でしょう。
将来のために、内部留保の確保、財務基盤の確保というのは正しくはない。
質問の仕方も、もっと、フォーカスして議論すべきだな、とは思った。反省。
実現損益なので、未売却分のものについては不明
パーセンテージは全体の利益額の寄与度
フージャースホールディングス | 11% |
エスティック | 9% |
太陽工機 | 6% |
リテールパートナーズ | 5% |
ライクキッズネクスト | 4% |
相模ゴム工業 | 4% |
GMOクラウド | 3% |
スーパーバリュー | 3% |
KeePer技研 | 3% |
三浦印刷 | 3% |
ニチリン | 2% |
THE グローバル社 | 2% |
アメイズ | 2% |
東京ラヂエーター製造 | 2% |
サンテック | 3% |
ゲンキー | 2% |
プロシップ | 2% |
リソルホールディングス | 2% |
都築電気 | 2% |
中野冷機について企業研究してみる。
冷凍や冷蔵のショーケースの製造販売や工事をする企業。
昭和21年2月株式会社 東京都芝区芝浦に設立。
アンモニア式冷凍機を製造販売。
アイスクリーム製造装置などから始まった。
BSについて。
投資有価証券 19億
少数株主持分 ▲15億
合計 304億
時価総額 400 億
自己株 ▲ 175億
正味時価総額225億
現金価値よりも時価総額のほうが、下回っている企業。
企業価値はゼロ査定、マイナス評価。市場が正しいならば、この企業は赤字になるのだろう。
225/304 ≒ 0.74 若干ネットネットに届かない状態。
PLについて。
減収減益がつづく。
内需に関わる事業のせいか、不景気時でも利益は確保している模様。
キャッシュフロー構造は、組み立てや工事の事業のためか、設備投資を必要とあまりしないようだ。
業績予測について。
過去五年を見ても、まったくもって業績は保守的。というか、真剣に数値設定してません 笑 こんなにひどい上方修正は見たことがない。
最近開かれた、展示会についてもショーケース企業はでっかいブースを連ねているが、中野冷機は出展すらしていない。やる気なし。
そんな奥ゆかしい中野くんなのであるが、ここのところ、株主構成が変わってきた。
自社株が増えるごとに創業者族の社長等の持分を吸収し、とうとう社長も退任してしまったのである。なんでかな?
最新の四季報では43%が自社株。創業者株式を買い取ったのだった。
創業者の色はすっかり抜けた。
んで。。。
カタリスト1
その後、会社から2/9付で経営陣よりいくつかの適時開示があった。
企業価値向上に向けた取り組みに関するお知らせ
・ コーポレート・ガバナンスの強化
・配当方針の変更(予想12円→100円。30%くらいにするよ)
・アドバイザリー・ボードの設置
・社外取締役の増員
・自己株式の適切な保有水準(MA不要の自己株は順次償却を明言)
・取締役報酬について業績連動報酬の採用
・中長期経営計画の策定
・ROE8%目標
・セグメント情報の開示
いずれもまともな会社への変革を期待するもので、評価したい。あらたなワンマン経営のリスクは低くなったと思われる。
企業再生の肝はまずはなによりガバナンスからであると言われるのでこの通りで進めば企業価値も高まるかもしれない。
カタリスト2
得意先セブンイレブンへの売上拡大の期待。
以下が過去の納入実績、百分率は当社の売上高に占める割合。 有報より。
セブンイレブンさまさまなのだ。
セブンイレブン納入の競合は、サンデンと富士電機。正直言って他社のほうが競争優位性が高いと思われる。
念のため、有報で開示されている他の情報もまとめておく。
工事に関しては、改装工事やメンテナンスでストックの積み上がりが妄想できるが、数字に現れているようには見えない。
環境は悪くはない。御存知の通り中食市場(人手不足→女性進出→時短食事。及び単身者、高齢者などなど)は拡大していてセブンイレブンのレイアウト変更はすでに始まっている。
以下の記事によると、
http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20170531-OYT8T50042.html
・2016年の中食市場は9.8兆円で前年比2.7%増加している。共働き世帯や単身世帯の増加、高齢化の進展などによって、自炊の手間を省く人が増え、中食市場が拡大している。
・セブンでも16年の冷凍食品の売上高は、10年前の06年と比べ、実に4.7倍も増えた。中華まんや揚げ物などのカウンター商品も2.6倍増えている。
セブンイレブンの直近の決算説明資料によれば、ショーケースのレイアウト変更、増設は今年度1900店 、2021年までには10000店を見込んでいる。
見えるところの調査はこんなところである
転職サイトの記述も確認。
” セブンイレブンとの取引がある限り安定した経営が続くと思います。またスーパーマーケットの新店出店が少なくても、店舗改装での受注がある程度あります。しかしながら、ベテランと若手の年齢差が大きく人数も少ないので、技術者が育たない状況にあります。人材という点で成長は期待できないと思います。 ”
確かに、持株会の持ち分も年々減ってきており士気の低下が予想される。
IRにも電話をした。
会社の強みを聞いてみたが、「まあ、他社さんとそんなに変わらないですけどねぇ」みたいなバリュー発言もあったけれど、3月中旬に機関投資家向け説明会を初めて開催するとのこと。
カタリストまとめ
・ネットネット銘柄である、割安すぎる
・創業者が退場
・配当方針、資本政策の変更、ガバナンスの強化
・機関投資家の参入期待
リスク
工場は国内に1つだけで災害に弱い。→取引先に嫌われる
トップラインの低下傾向、一社依存の売上構造
高齢でもない大株主がなぜ離脱したのか
従業員持ち株会の比率が低下しており、士気が下がっている?
目標株価
EV/EVITの観点から、5倍と設定してみると
財産価値=280億で設定
事業価値=20億×5倍=ざっくり100億
合計380億円
保守的にこんなところを予想してみるがいかがでしょうか?
競合の確認
まずは、絡んでいただい方、投資のヒントを与えていただいた方、一年間ありがとうございました。
来年もよろしくお願いいたします。
マイPF プラス44.9% ? (配当込み、納税前)
比較指数
TOPIX 19.6% (株探より。配当なし)→後日配当込みパフォをひふみ投信報告書から教えて頂く予定 →22.2%と判明
SP500 18.4% (GOOGLEより。配当なし)
途中の入金管理に失敗してしまい、損益がわからなくなってしまいました。
分散投資の自分にとって、こんなに利益が出るとは思えませんので、35〜40%あたりが正当なのだと思います。
【投資手法について】
投資銘柄は多くても5くらいに絞ることこそ、限られた投資時間と企業調査やリスクマネジメントからパフォーマンスの最大化に寄与することはピーター・リンチの教えや確率論(トルネコさんのブログなど)などから重々わかっているのですが、私は常に自信のもてない人間で、投資に大きな影響が出ています。
・自分の投資は本当に正しいのか?
・他人が値付けしている株価は本当に正しいのか?(つまりマーケットや他人様を信用していない)
小型株に投資を始めてそろそろ3年ほど経過するわけですが、常にこれは私の頭の中で悩みを抱え、アローヘッドのようにぐるぐる回っています。
ただ、少しづつ答えが見えてきているような気がしており、
・お金も大事だが、お金だけのために投資をしているのではない。半分趣味なのである。人間社会とつながっている生きた不思議なゲームなのである。多数の興味のある会社の成長とリターンを得ることが楽しい。
・趣味で嫌な思いはあまりしたくはない。大幅な売買でパフォーマンスが動いたりリスクリターンが動くのは精神的な圧迫感がある。
・この先何年生きていられるかわからないが、自分の性格にあった長期に安定した投資方法はなんなのか。
・株主優待制度はハッキリ言って歪んでいる。だから優待銘柄に投資する。
・ベンジャミングレアムやウォルターシュロス(生涯成績利回り21%、SP500の10%アウトパフォーム)は分散化を図っている。シュロスいわく、
「いつも50から100銘柄に分散投資をしていた。そうすると、そのなかの1銘柄が私に反抗したとしても成功をおさめることができるからね。心のもちようはウォーレンと私とでは異なっている。多くの投資家はウォーレンのようになりたいと思っているようだが、彼はアナリストとしては優れているだけではないということを認識すべきだと思う。彼は、人に対してもビジネスに対しても優れた判断を下すことができるのだ。私は自分の能力をわきまえている。だから、自分に心地よい方法で投資するのだ。」(価値の探求者たちP20)
複利を味方につけるには、
1、支払う税金を大幅に繰り延べ、証券会社手数料を最小化すること。→(長期投資が必要)
2、マイナスの年を減らすこと。(→資産バリュー投資を導入して安全域をつくること)
だとおもっているので、現時点ではこの方法で模索していきたいと思っています。
【月次成績について】
資産の大半のGMOクリック証券のトレードアイランドや推移を見たところ、4月を除いてすべてプラスで終わることができたようです。いくつかのツイッターの方々を見ましたが4月までプラスの方はすごいですね。
【現在の経済に対する捉え方】
・企業の内部留保は過去最大に積み上がっている。
・CGC、SSCが浸透していくことによって、ROEが少しづつでも高まっていくのではないか。これは非可逆的事象と考えている。
・政府と日銀のBSは大量に現金が膨れ上がっており、実物資産のインフレが起きる確率はデフレの確率より高いと思う。
・アジア地域が軒並み資産高にもかかわらず、不動産をはじめ国内とのギャップを感じる。
【来年の課題】
来るぞ来るぞ、来い来いと思っていた暴落が来ませんでした。
かならずや訪れる嵐だと思うのですが、
「暴落になっても平気、それでも楽しいPFや資金管理はなんなのか?」
→(自分のルール徹底化と、平常心、目標株価の設定をきちんとすることか)
現在PF
後日、年間プラスとマイナスの要因を調査してみたい。
リテールパートナーズのポジションを落としました。
昇格期待のあるリテールパートナーズでしたが、半分ポジションを落としました。
私のこの企業に対する期待は
1、昇格期待
2、売上が伸びると同時に規模の拡大による生産性が高まり、副次的に営業利益率が高まる期待
3、マルキョウの現金の使いみち
4、現状の営業利益率の改善
でした。
1、いずれ1部に上がるのではないかと思われますので特にコメントはありません。詳細もあんまり調べていませんが。いつ上がるのかもわかりません。ただ売上同規模で1部企業を調べるとやはり当社並、当社より安い企業も散見されるのが現状です。
2、合併で大きくなっている企業ですが、某雑誌を読むと生産性を高めていきたいとのコメントはあったのですが、
・具体的な施策についての言及がなく曖昧。
・各社、それぞれの強みを活かして地域性に合わせた店作り
のような感じを受けました。
僕のシナリオは、子会社の社名は違えども利益の出るフォーマットを各社にあてていく経営です。ここは僕の期待とは違う印象を受けました。(本当かどうかはわかりません。)
3、マルキョウの現金の使いみち
当社に電話して聞いてみましたが、これについても各社横断的に戦略的に使うような発言がありませんでした。だとするならば、マルキョウ自体は存続しているわけですから、キャッシュフローを生む施策がすぐに出るとも思えないと判断しました。
4、現状の営業利益率は小売り各社の平均レベルか少し上でした。低ければアップサイドを狙えると思っていたのですが、ここから更に上げていくとなると優れた仕組みが必要と思います。
中央集権型で、きちんとコントロール出来ている会社が良い小売店だと思います。
なにが良いのか、店ごとに違うと成功体験がわからず横展開に持って行きにくいと思うからです。
零細個人投資家ですので、真理とは違うかもしれませんが現状の判断はこう考えました。
本日もお読み頂きありがとうね。