ひばり@中長期投資

すべての情報はホラです。このブログを参考に投資は絶対にしないでください。

スターフライヤー 簡易分析

 

 

 

 

 

定点観測 (エスティックを一旦売却しました)

これは自分の戒めのために公開しております

 

 

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エスティックを全株売却しました。

 

良決算だったですし、稼ぎ頭の米国の大口案件も先送りということでまだ伸び代も充分あるとおもいます。末恐ろしい

 

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本社も増築して、生産キャパシティも倍増するようです。

小型の新製品も出たようですし

 

将来が楽しみな会社だと思います

 

ですが、保守的に考えるとバリエーションが類似している東証一部の日進工具と比較すると当社は東証二部にかかわらず似た数値で先高感を感じます。

 

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上振れ着地で同等ですね。

 

 

 

 

仮に成長が止まったような決算がでようものなら、失望売りが出るかもしれません

 

そもそもこの会社は数年前の業績を見ると不安定です。

 

いまから買えるかと自答すると買いに回ることはできませんでした。

 

バリュー投資の僕にはここまで。

 

海外展開している企業が小型の時価総額のときから外人投資家に買われるケースが散見するのでここも200億超えましたんでそういうステージに来てるのかもしれませんね。

 

 

 

 

年初来プラス  9.7

 

エーワン精密株主総会 2018 メモ

当社の事業上の強みは別のブログなどでわかるとおもいます、検索してみてください。

 

エーワン精密 投資』 で検索すると、きちんと分析されたブログや投信がいくつか出ますんで会社の内容についてはそちらをご覧ください
 
 
2018/09/22
 
問い: 企業の価値はもちろんひとつの数字のみではかることなんて、できませんが
通常手持ちの現金から負債を差し引いたものが、株式市場での企業の価値とされています。
自社株を除いた直近の時価総額を見ますと、ほぼ現金と同じ価値となってしまっており、長年に渡り高利益
率を保っているビジネスモデルが株式市場ではまったく 0 の価値となっていますが
 
→価値にはいろいろな尺度がある 難しい問題ではなかろうか 企業価値を高める努力は本業でやるしやっている 投資家が決めることだ 以前3分割しただけで大きく上昇している 経営陣は株価をコントロール出来ないのではないか。本業に集中し、基盤の確保 従業員に活躍してもらう
報いるのは配当だと考えている
 
 
 
 
問い: 過去5年の自己資本利益率を見ても8%を超えていることは一度もないが
 
→ 粗利を高めるか、総資産回転率をあげるか、レバレッジをかけるかしかありません (ご理解召されている、さすが野村證券出身)事業上、これ以上総資産回転率を上げるのは簡単ではない。全体のパイも縮小しており、粗利の確保も簡単ではない
 
 
 
 
問い: 不況など有事のための資金を確保するのはわかりますが、設備投資は増資すべきでは
 
難しい問題だと考えている 全体のパイは縮小している状況で難しい 現預金から利用したい
 
 
問い:従業員を大切にしているのは著書で拝見しましたが、譲渡制限株式を従業員に配ることを取締役会で検討したことはありますか
 
→ない。 ないが  数日前に梅原相談役と賞与をだすか検討していることを相談した 自己株式を使うとなると諸コストがかかると認識しており、考えていない
 
(なぜ、現金賞与なのか・・・)
 
 
その他気になったこと
 
機関投資家に呼ばれれば、話をしに、行っていますとのこと
 
・海外等に工場を設備投資した場合、60おくほど必要になる模様→設備投資資金はすでに確保済みとなった。企業側が考える余剰資金は今後の利益との認識を感じた。
 
ダルトンは総会でなんの主張もしなかった。
とりわけ 機関投資家向けに狼煙を上げただけなのかもしれない。
 
売掛金にはスター精密がよく出ているので大きな取引先と思われ スター精密は現状上方修正もきているので機械受注とあわせ様子を見ていくつもり
 
・取締役報酬も会社のために節約している様子
 
・歯医者ドリルのナカニシの関係者と思われる大株主が存在し今後なにか提携があるか?無理かw
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 
 
 
 
 
最後に
 
株価を上げる要素は本業でのみとしか考えていない 申し訳ないが 通用しない話 
 
ですが それはおいといて
 
単に僕が好きで会社を買ってるだけですし
 
 
 
 
無理せず、上場廃止してしまえばいいのにと思う 監査費用だって馬鹿にならない めんどくさい株主対応だって必要でしょう 
 
あなたも安いから買っているのでは?と、どこかのタイミングで言われた気が 笑
 
確かにそのとおり ダルトンだってそうですよ
 
株価があがればいなくなりますよ
 
誰が残るべきなのでしょうか?
 
全方位で企業価値を維持するには
 
経営陣と従業員が長期に保有することこそ すべての人が同じ目線になると思うのですけどねー。

 

 

バリュー企業がバリュー投資? ~萩原工業の買収案件について確認~ 

人口の増えない、じゃぽん。

企業の成長の手段としてのMAは大事な手段の一つだと思います。

 

どんな会社が買収し、どのようなシナジーを狙っているのか、

そしてどのくらいのバリエーションで、現金でかうのか株式交換なのか・・。

 

私が、しがないシケモク投資家であっても!

 

高い買収に興味がなくても!

 

勉強のつもりで見ておかなければならない・・・。

 

との思いで開示を日々めくっていました。

 

すると・・。

 

萩原工業の開示が目にとまりました。

 

 


萩原工業とは?

 

 

 

 

 

 

・・・。

 

 

wikiや、IRをご確認ください・・・。m(_ _)m

 

 

 

 

 

岡山、倉敷の企業です。
干拓地であった倉敷地域、肥沃ではありませんでした。

そのため、綿花などの栽培が発達した地域なんだそうです。

 

転じて機織り企業?紡績等が近辺に勃興したそうです。

 

萩原工業は

 

ござ作りから始まり、

ビジネスモデルを変革しながら化学繊維でシートを作るようになり、今に至るようになったようです。

 

海外品に真似されやすそうな、競争激化しそうな ブルーシートや土のう袋、その他いろいろですが、安売りせず付加価値をつけて販売している企業です。

 

 まず、BSをみていきます

 

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10年経過し、すっかり有利子負債もなくなって

キャッシュがたまってまいりました。

固定資産も増えず、へらず。償却しながら安定的に設備投資なんですかね。

 

つぎにPLです

 

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不景気時には製品の販売に陰りが出そうな商品構成のようにも見えますが

 

なぜなぜどうして

そうはなっていない ゴザマジック

 

安定して利益が出ています。でっかい減損や特損とかもありません。

 

グラフでも目視できる通りトップラインはフラットですが、営業利益は改善しています。営業利益率10パー超えてきました。

 

 

この下のグラフは営業利益率の10年の推移です。

 

 

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会社のアナウンス通り 
付加価値の高い製品にシフトしている経営ですね

 

念の為キャッシュフロー構造も見ときます 

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 設備投資もそこそこで変な感じは見受けられません。

 

自動車と違い、大きい設備投資と償却をしながらフリーキャッシュフローを出していく感じではないので、安定感は感じます。よって大きな特損もないですよね。

 

会社の概要はここまでにしておきます

 

では気になった興味深い開示を見てみたいと思います。

 

5/22


東洋平成ポリマー株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ 

の開示です

気になったのは、2点


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1

・純資産16億の企業を11億で買収? PBR0.6やないか!
 次の決算で負ののれんの特別利益を5億計上!

 

・3期前はぎりぎり黒字のシクリカル企業かもしれないとはいえ、直近のPERが4くらいだぞ!このまま経営?できれば、営業利益が10〜15%ほど増益ではないか!

 

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しかも、堂々と業績予測には織り込んでいないって言ってるではないか!


・だが借金持ちではなかろうな?しかし、この開示では有利子負債は見えない・・・。
そうだ、営業外利益に借り入れ利息が計上されるから差分を見れば少しは分かるかも・・・。 2億円前後の営業外費用→ 2%の金利なら、20億

10億の負債なのだろうか?

また、純資産と総資産の差額は30〜35億くらい。

売上が46億くらいだから、数か月の買掛金等はありそう…。

 

 

総資産と純資産の差分の見えないモザイクを目を細めながら透視してみました…。

若い頃培った技能です・・。

 

これで、あってるんだろうか…?

そして、連結される次の決算を待つことに…

 

 

9月10日、決算…。どん!

 

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あれ?特益は?

しかも減益で、株価下落!!

 

アーッ!

 

まてまて、PLは次の決算で、連結なんでした

 

焦るな、決算を確認しろ

 

まず、特別利益は?

 

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ない…。いくら特益は業績に関係ないとはいえ、ちょっぴり寂しい。予想というか、決算の理解が乏しいのだろうか?

 

あの買収はなんだったのか…。

 

読み進めると…。

 

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のれんの認識?

 

僕はそんなものは認識してませんyo

 

やむなく、IRにメールを打つと、返事が来ました…。

 

回答は…。

 

『買収時の企業時価算定において、一部の資産の時価が帳簿価格に対し
著しく下落していたため再評価しております。

 

えー

 

そして、負債の差分を確認でしたよね

2Q時点は11億円↓

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3Qは29億円↓

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差分が約18億円でした。

 

これについても、質問したところ、

「概ねそのとおりです」

との回答でした。

 


ではこの買収から理解できることはなんだろうか?と考えてみました。

・(会計のことはよくわからないけど)保守的な企業であるのは継続していそうだ
・変な?買収をしない企業であった
シナジーを生みそうな買収であった

 

そしてこれから見るべきは、
・やすいなりの買収であったのだから赤字になることはないか
・(資本コストの関係から)負債はそのままにしておくのか、返済してしまうのか

あとで、萩原工業の個人投資家説明会のラジオを聞いてわかったのですが、

 

・3qの減益理由の理由にたいし、原料高による製品の値上げはぼぼできた
・数年間対話してきた買収をした

というコメントを聞いた気がします。

安い買収は、時間をかけ急いでやっていないことが理由の一つであるかもしれません。

 

 

 

現時点で、経常で72%、下方修正はしていません。

決算はどうなりますでしょうかね・・・。

そんなにたくさん投資しているわけではないのですが・・。


気になったことや誤りがありましたら、そっと教えてください。


以上お読みいただきありがとうゴザいました。

 

 

 

SBIのIDECO(確定拠出年金)の優良アクティブファンドを個人投資家が探してみた (農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド)

少し気になったのは

農林中金<パートナーズ>米国株式長期厳選ファンド

であった

SBIのIDECO(確定拠出年金)でどこに投資しようか難民となっている個人投資家が多いと思う

かいつまんでこのファンドについてメモ

 

投資方針は以下のページからある程度読み取れる

https://go.sbisec.co.jp/prd/fund/fund_interview20180502/index.html

 

 

特徴
・バイアンドホールド型、バフェットの投資手法に近い
・以前は機関投資家向けのみだった
・定性的価値を重視 企業の強みに投資
・信託報酬0.9くらい、販売会社が1社のみ、投資企業も厳選のため 安くできた アクティブにしては信託報酬が低い
・マザーファンドの資産額は75億円ほど
・詳細は請求目論見を見ると良い、投資方針やチームメンバー数や組織も記載あり
・月次レポートあり


 リスク
・30銘柄弱のため、リスクは大きそう
・仮に太客がぬけてマザーファンドから大きく資産が減ると、信託報酬が値上げになるかもしれない

 

参考情報

 

投資会社での

過去の日本株での運用状況

 

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ファンドのリターン(日本株部分)を加重平均したコンポジットリターン(グロスベース)データがあった

 

償還済みのものが含まれているかどうかは不明、バイアスのかかったデータかもしれない

 

アズビル会社訪問メモ

アズビル

BS

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PL

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CF

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時価総額4000億 ROE10% 営業利益率 10くらい 


創業1906年

創業者の山口武彦が山武商会を創立、欧米工作機械類を輸入・販売から始まり、
空調制御機器企業米ハネウェルと提携し、そこから至る

 

 

「計測」と「制御」の会社

センサーとシステムを使ってコントロールやエネルギーの節約を提案する会社

センサ、アプリ、システム、一貫して内製の様子

センサーのみ、コンサルのみはあるが、組み合わせて提案しているのは当社のみとのこと

当社の市場は国内は頭打ちっぽい会社の認識?

 

ニッチなビジネス→よって参入障壁になっている?

 

 

東芝 横河 あたりが工場向けの競合 他にはあまり見当たらないらしい

 

業績は原油高、企業の設備投資に動きが相関している

女性の就業継続率?就業率?が他社より高いらしい

最近の株価上昇の理由

ROEの着目とガバナンス改革、高付加価値商品の開発と提案、あと海外展開に動き出していることだろうか。


投資するより

家族がここに働いてほしいんですが