ひばり@中長期投資

すべての情報はホラです。このブログを参考に投資は絶対にしないでください。

エリアリンク銘柄分析

ストック性の強い事業にも関わらず、株価が割安であるので、調査した。

 

 

時価総額 PER PBR 配当

 エリアリンク 170億 12倍 1.1  2.7% jq

 パラカ           200億 12倍 1.8 2.2% 東証一部

 

まず、有報より、事業内容

1、不動産運用サービス(コンテナ事業)

A 借上げ型・・・土地建物はオーナー所有でエリアリンクが一定期間借り上げる。
B 自社所有・・・ すべて自社
C 受注・・・コンテナの造作と販売

2、不動産再生 流動化

不動産の仕入れ、販売。最近底地ビジネスも参入。

 

 

 

 BSについて。

販売手段や売上構造、事業セグメントが入り乱れていてBSはひと目でわかりにくい。

 

 PLについて。

増収増益基調であるがストック銘柄らしくないPL推移。

f:id:hi-ba-ri:20170531105258p:image

 

思いのほか投資キャッシュフローが少ない。コンテナ事業における固定資産の取得規模やコンテナの償却が(借上げだから)財務諸表に現れにくい? 

 

f:id:hi-ba-ri:20170531105302p:image

 

通期予想について。

とくに裏切るような企業ではないようだ。 

f:id:hi-ba-ri:20170531105307p:image

 この企業の買いポイントはストレージ市場の広がりだと思う。

米国では8世帯に1つくらいの利用率に比べ、日本では150世帯に一室である。

アメリカ並みになった場合、市場が20倍になるということになる。

 

f:id:hi-ba-ri:20170531105311p:image

 

 安定した、成長。

 

f:id:hi-ba-ri:20170531105351p:image

 

では、なぜ割安な評価であるのか。

 

コンテナ事業の他に、不動産販売セグメントがあるからかもしれない。売上比率。青がコンテナ事業。

 

 f:id:hi-ba-ri:20170531141049p:image

 

 以下が利益額ベース。

これを見る限りでは、利益に対する不動産販売の比率は低い。インパクトは大きくない。危険性は高くないように見えるが…

 

 f:id:hi-ba-ri:20170531141104p:image

 

コンテナの減価償却年数と実利用年数にはギャップがあるのではないか?と思い、グラフに起こしたが、そうでもない。コンテナ件数が加速しているから、償却負担が増加するはずだが、そうはならなかった。…残念。

 

f:id:hi-ba-ri:20170531141129p:image

 

マーケットが割安にしている理由の一つに、仕入れた不動産が高値掴みになる、もしくは利益率悪化だと思う。決算短信の資産をセグメント別に、分解したのが以下のグラフ。特に危険性はないように見える。むしろ管理部門の『全社』ってのが、多くないか?なんなの?どこ見ればわかるかな…有報みても、わからなかった。

f:id:hi-ba-ri:20170531141141p:image

 

 

 事業リスクに、以下の記述が。

企業全体の3割の粗利は、ストックでなく、フローであるということかな?

f:id:hi-ba-ri:20170531141154p:image

 

以下は、2007年の補足資料なんだけど、7年償却と20年利用についての記述あり。調査もう少ししてみたい。

 

f:id:hi-ba-ri:20170531141208p:image

 

んで、最後になりますが、近年コンテナ事業は建築確認必須の動きがあるようだ。これが、最近の一番のリスクと思える。

 

経営スピードを遅くさせていく可能性、固定資産税の負担をオーナーに強いる(まさか、損害賠償とかないよな…)、企業の法令遵守が徹底されておらず、本則市場へのつまづき。コンテナ要補強による、コスト増要因。

 

 

会社も昔からは、認識しているようで、2007年の資料にかいてある。

 

だが、わたしの近所に開業された数店舗は、締結はされていなかった…

 

大丈夫か…

 

f:id:hi-ba-ri:20170531141222p:image

 

あと、2017年1月からの月次開示が、成績が悪い。

 

コンテナビジネスにおける競争優位性がわかりにくいので、注視する必要があるとおもう。

 

 

また、他のブログでも記載あったが、MnAも視野にあると…

 

市場占有率50パーセントを目標にたてている…

 

参入障壁が低そうなので、買収はスジがよいとは思えないのだが…

 

駐車場ビジネスよりも顧客のストック性が強いとは思うのでこれはプラス要因ではないか。

 

 

人間も組織も、完璧なものなど、ない。

コンテナ市場の広がりと各種リスクをどう見るか…

 

 

不動産銘柄の会計メモ

不動産販売業の会計処理と税務

https://www.eytax.jp/pdf/article/2009/senmon2009_14.pdf

 

より

 

その1

不動産販売業を営む企業においては,不動産を販売目的で保有することもありますし,賃貸事業目的や自社利用目的で保有することもあります。そのため,例えば,販売目的で取得した不動産について自社で保有し続けて賃貸したほうが,高い収益が見込める場合には,販売用不動産を保有目的の変更により固定資産に振り替えることも考えられます。また,賃貸事業目的で保有していた不動産について,不動産市況が高騰しているため,売却したほうがよいと判断される場合には,固定資産から販売用不動産に振り替えるということも考えられます。現在は販売用不動産については「棚卸資産の評価に関する会計基準」が,固定資産については「固定資産の減損に係る会計基準」がそれぞれ導入されており,販売用不動産から固定資産へ,または固定資産から販売用不動産へ,どちらへ振替を行うにしても,「棚卸資産の評価に関する基準」または「固定資産の減損に係る会計基準」適用後の帳簿価額で振り替えることになりますので,評価減逃れのための保有目的の変更に使われる可能性は減少しています。ただし含み益のある固定資産や保守的に減損した後の固定資産を棚卸資産に振り替えた後で売却すると営業利益が増加する結果となりますので,いずれにしても保有目的の変更には合理的な理由に基づき行われなければなりません。 なお,販売用不動産等及び固定資産の保有目的の変更が,会社の財務諸表に重要な影響を与える場合には,追加情報として,その旨及びその金額を貸借対照表に注記することが必要であるとされています

 

 

通常の不動産の分譲・販売であれば,①売買契約の締結・手付け金の受領,②物件引渡・残金決済,③②とほぼ同時に所有権移転登記,の順に行われると考えられますが,②の物件引渡しと残金決済のタイミングで,実現主義の「財貨の移転又は役務の完了」とそれに対する「対価の成立」が満たされるものと考えられます。したがって,不動産販売業においては,買戻条件や譲渡人からの融資といった特殊な状況がなければ,引渡しにより収益認識されるものと考えられます

 

 

 

 

 

 

3167TOKAIホールディングス 銘柄研究

3167TOKAIホールディングス。時価総額 1100億 PER 17 PBR 2.1

優待 1%位、配当 3%位。

 

類似企業 

 

8174 日本ガス  時価総額 1600億 PER 24 PBR 2.2 

8088 岩谷    時価総額 1600億 PER 12 PBR 1.3 

8133 伊藤忠エネ 時価総額 1100億 PER 10 PBR 1,0

 

 

 資産圧縮しながら、売上を維持している。ROEROAを向上させている様子。

f:id:hi-ba-ri:20170422221157p:image

 

 

f:id:hi-ba-ri:20170422221205p:image

設備投資は、一定額行われている模様。

 

 

f:id:hi-ba-ri:20170422221226p:image

株主還元に舵切りしてきた。ただし、自社株買いは還元目的でないように思われるので注意。ただし、前期は10%の自社株の償却をしてくれた。

 

 

 

f:id:hi-ba-ri:20170422221309p:image

ざっくりですが、半分は本業のエネルギー事業が収益源。

残りは、ケーブルテレビとインターネット関連事業。

水商売は割愛させていただきます。黒字化したのかな、確か。

 

 

f:id:hi-ba-ri:20170422221245p:image

 

んで、いままではISP事業のみ行われていたのだが、光コラボレーションに転換を図っている。

 

消費者はいままで光の回線契約はNTTフレッツに、プロバイダはプロバイダ事業者にそれぞれ契約を行っていた。

光コラボはISP業者がNTTフレッツ回線を卸で回線を仕入れてきて、ISPとセットにして消費者に販売する。

いままで重複していた課金コストや顧客管理コストがスリム化される。

 

んで、IRに聞いたら、光コラボにすると1件あたりの粗利が1.5倍になると!

確かに契約獲得後に長期契約になればありえるとは思うのだが、ちょっとそれは言い過ぎではないか?

んで、某ISP上場企業に裏とりのためお尋ねしたところ、やはり教えていただけなかったがそこまではいかないものの、それなりに利益が上がるみたいな印象であった。(1.3倍位?)

 

んで、自社顧客のプロバイダのみだったのを光コラボに変更することを「転用」というのだけれど、いまこれを進めている。転用にするとお客様が費用が安くなるのでいいことづくめなんだけれど、転用にするときに企業側に多少の費用がかかる。いまそれがかかってきている。これがなくなれば次第に粗利が上がってくるものと思われる。(ただし価格のかさむ光コラボを仕入れなければならないので、営業利益率は下がるものと思われる)

 

また、光コラボは回線保守はNTT側にあるので、災害等は問題ないようだ。

 

 

んで、直近の決算説明資料にあったんだけど、

”次期中計期間は、営業キャッシュフローの大 半を投資に振り向ける”

 

 

とのことである。相当なチャレンジのように思われる。中小のガス会社をMnAで買収していき顧客基盤の拡大をすすめていくものと思われる。

 

次回の決算のときに中期経営計画は出るのかな。

 

最後にリスクを考えてみたい。

 

・なんといっても、東海地方のエネルギー事業なので、災害リスクが非常に高い。

・買収を繰り返しても、利益率が向上しない可能性がある。(事業の性質からスケールメリットは出るとは思うんだけれど)

時価総額がそこそこあるので、企業の成熟期後のときに機関投資家の方が売り抜けが早い。

・増資。資本コストを超える利益を出せるのかどうか。

 

以上です。

優待もらいながら、のんびり保有したい。

 

 

最後までお読み頂き、ありがとうございます。 

3317 フライングガーデン 企業分析 (ツイートまとめ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヨシックス oo_ffee さんツイートまとめ

ヨシックス1単元購入。
企業を裸にさせるのは天下一品の oo_ffee さんの分析。ツイートの波に消えていくにはあんまりにも勿体ないので、ツイートをこちらに残させていただく。

oo_ffee さん、転載許可ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

イオンでたくさん買い物しているひとが優待クロスしたとき、何株クロスした方がよいのか考えてみた。

自分用メモ

優待内容

f:id:hi-ba-ri:20170221092604p:image

  

我が家 半期で 25万円くらい消費

株価1700円と仮定

逆日歩1日仮定

 1株を長期保有

3000株のみカードローンでキャッシュを工面

100株クロス(SBI証券一般信用)

 

費用

売り 買い  手数料  239円 

その他手数料 少額

 

還元額

 

250000÷3%=7500

 

差し引き 7261円

 

1000株クロス(クリック証券制度信用)

 

費用

売り 買い  手数料  200円

貸株金利 1.1%= 51円

信用管理費 108円

名義書換料 540円

逆日歩 ?円

 

還元額 

250000÷5%=12500

2000円ギフトカード

 

差し引き 13601-逆日歩

 

3000株クロス(クリック証券制度信用)

 

費用

売り 買い  手数料  0円

貸株金利 1.1%= 139円

信用管理費 324円

名義書換料 1620円

逆日歩 ?円

 キャッシュコスト(カードローン4%を5日借入?)=2794円

還元額 

250000÷7%=17500

6000円ギフトカード

 

差し引き 18623円-逆日歩

 

参考 

3000株クロス(SBI証券一般信用5日で)

 

費用

売り 買い  手数料  4835円 

貸株料 3.9%*5日=2724円

信用管理費 324円

 名義書換料 1620円

キャッシュコスト(カードローン4%を10日借入?)=5589円

 

還元額 

250000÷7%=35000

6000円ギフトカード

 

差し引き 8408円

 

まとめ

100株一般   7261円

1000株制度  13601-逆日歩10単位

3000株制度  18623円-逆日歩30単位

3000株一般  8408円

 

・3000株を一般と制度で比較すると 10215円の差額発生、

10215円÷30売買単位=340円

したがって340円の逆日歩が付いた場合一般でやっとけよ、という話になる。

 

 

 

 

イオン(8267)の過去の逆日歩 - 株主優待を極める

2014年02月28日分の逆日歩 210
(100株あたり、日数あたり)

2014年08月31日分の逆日歩 15
(100株あたり、日数あたり)

2015年02月28日分の逆日歩 225
(100株あたり、日数あたり)

2015年08月31日分の逆日歩 5
(100株あたり、日数あたり)

2016年02月29日分の逆日歩 250
(100株あたり、日数あたり)

2016年08月31日分の逆日歩 250
(100株あたり、日数あたり)

 

 

 

 

雑な計算なので、誤りがあるかも

信用すると痛い目にあいますので、自分で計算してください。

 

 

自分で計算をしていたら、100株でいいんじゃないの、これ、と思ってきました。